岡野農園さんのナルトオレンジ

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今年も入荷しました!
特有の香味がある淡路島名産の「ナルトオレンジ」です。

兵庫県淡路市産
減農薬 有機肥料使用 露地栽培

4個(約1kg) 800円(税別)
8個(約2kg)1,550円(税別)
12個(約3kg)2,300円(税別)

<知って頂きたいこと>
*画像2枚目:皮の表面に傷、黒っぽい模様のようなもの、表皮の凸凹がありますが、これは蜂などの虫や鳥がこれらの果実に訪れ、また風雨を受けてできたものです。言ってみれば、薬剤を極力使わない自然環境のなかで育てられた証ともいえます。風味は大変よく、食用に全く問題ございませんので安心してお召し上がりください。

*画像3枚目
種が多いのは原種に近いからで、これも生命力の証です。

<お届けできる期間>
*収穫期間は8月末頃までですが、農家さんの在庫が終わった時点で季の途中でも販売を終了します。またご注文いただいても、ご用意できない場合もございますので予めご了承お願いします。

*当店の在庫状況によって、ご注文からお届けまで1週間程度かかる場合がございます。

ナルトオレンジは淡路島のみで栽培されている、今では貴重になってしまった「原種に近い」柑橘です。

歴史

ナルトオレンジの起源については諸説ありますが、江戸時代に当時淡路国(淡路島)を治めていた阿波藩の蜂須賀家藩士、陶山与一右衛門長之が唐橘(ダイダイ)を島に植えたものというのが有力な説です。
その後も約300年に渡って島内でのみ栽培されていたために交配されずに残った日本でも数少ない「原種に近い柑橘のひとつ」です。品種改良のため様々な取り組みがなされましたが果実の形がいびつになる場合が多く、唯一の改良種は外見品質を向上させたこの紅ナルトオレンジのみです。その香り高さと味わいが人気を博し、昭和20年代には高級柑橘として関東地区でも高値で取引されるようになり、淡路島の主要特産物でした。しかしながら、その後次々に登場する品種改良された「甘い柑橘」が人気となり、ナルトオレンジから他の品種に植え替える農家が続出しました。その結果、最盛期の1970年代半ばの約2,800tの出荷量をピークに激減し、2011年には約130t(農水省「特定果樹生産動態等調査」)まで減ってしまいました。今では栽培するのは数軒の農家を残すのみです。このような状況から、ナルトオレンジは淡路島内でも入手が困難なことから「幻の柑橘」とも呼ばれています。

味わい

ナルトオレンジは原種に近いことから、他の柑橘にはない特徴があります。柑橘の香りを決定づけるフラベド(flavedo 果皮のオレンジ色の部分)とアルベド(albedo 果皮の白い綿状の部分)がとても分厚いために香りが濃厚です。香り成分には、グレープフルーツを想わせる爽やかな香りと、香水にも使われる妖艶な成分(インドール)と丁子に含まれる独特な成分(オイゲノール)、さらに青草さを感じさせる香り成分も含まれており、混ざり合って独創的な他の柑橘にない芳香がします。果肉は驚くほど果汁の量が多いのが特徴で、甘みと爽やかな酸味、ほろ苦さがあります。また、種が多いのも原種に近いものの特徴のひとつです。自然な柑橘の姿を感じてください!

お召し上がり方
いつもの柑橘のように実を房から出してそのまま食べるほかに、特徴的な皮の風味と果汁の多さを生かして皮ごと絞ってジュースにする、またそのジュースを濃縮してシャーベットにするのがおすすめです。加熱調理にも向くので、マーマレードやピールにするととても美味しいです。

岡野農園さん

岡野農園さんは淡路市の大阪湾を見下ろす丘陵地にあり、有機肥料を中心にできる限り薬剤を使わずに柑橘や玉ねぎを栽培しています。50年以上もナルトオレンジの栽培に携わる岡野さんは、淡路島果樹協会会長も務める大ベテランです。約10アールの園内には樹齢が古い木が立ち並びます。
“苗になるまで2年、実がなるまで4から5年、出荷が安定するまで10年”
と言われるナルトオレンジ。
出荷量は少なくなったものの根強い人気があり、需要が少しずつ増えているため「淡路島の名産を後世に残したい。年齢的にも最後のチャンス。」と挑戦をきめ、2014年から1本ずつ手で苗植えをしながら栽培に取り組んでいます。

<保存について>
*配送は常温便で大丈夫ですが、ご自宅での保存は風通しの良い冷暗所、または冷蔵庫の野菜室で保存すると長持ちします。
*表面の乾燥を防ぐため、ビニール袋に入れての保存をおすすめしますが、防カビ剤などの薬剤を使っていないので、湿気がこもるとカビなどがつきやすくなります。入れたままにせず、時折り冷蔵庫から取り出して、空気を通してあげてください。
販売価格
864円(税64円)
購入数
4個8個12個