Le Coste Fagioli del Purgatorio レ・コステ 乾燥 白いんげん豆

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生産者:レ・コステ
生産地:イタリア、ラツィオ州
原材料:乾燥インゲン豆(2021年度産)
内容量:1kg
賞味期限:2024年7月
保存方法:直射日光・高温多湿を避けて冷暗所保存

*EU オーガニック認証 取得品

レ・コステの新たなる取り組み!地域に欠かすことのできない伝統品種白インゲン豆の栽培

かつてはワイナリー周辺にあった地域に根ざした農業と食文化。
急速に失われつつあるそれらを、例え少しでも次世代に残そうとするレ・コステの新たなる取り組みの一環として生まれた食品の第一弾。
この地域に欠かすことのできない伝統品種の白インゲン豆2種類が入荷しました。
浸水せずに、弱火で約100分茹でるだけ。
塩は入れず、セロリやにんじん、たまねぎ等の香味野菜と一緒に柔らかくなるまで煮込み、仕上げの味つけとして、塩とたっぷりのオリーブオイルをかければ美味しい一皿の出来上がり!
味の濃い、とても美味しいインゲン豆です。
少量入荷、次回入荷は来年の収穫までありませんので、お早めにどうぞ。(2022年8月31日記)

(以下、輸入元様資料より抜粋)
昨年入荷しました白いんげん豆ですが、現地に残っていたプルガトーリオのみ再入荷となります!
2003年 にフランスから戻り 、このヴィテルボ に移り住んだジャンマルコとクレメンティーヌ。当時はまだ残っていた伝統的な農業や養鶏、チーズ作り。それがこの20年でゆっくりと、でも確実に失われつつあります。「自分たちがワインを造っているだけでは守れない、このヴィテルボに存在する固有種や農作物が徐々に消えてゆくことで、食文化も衰退してゆく。このまま何もしなければ、ただ消えてゆくだけの土地の伝統や食文化を、少しでも次の時代(世代)に残す事、これは自分達の使命だと思っている。」 こうした想いから始まった、新しい活動の第一弾であるファジョーリ(白いんげん豆)の生産。
畑での作業はブドウ畑と全く同じコンセプト。 すべて手作業で行い、当然ながら化学的な肥料や農薬は一切使用せず、 長期間の天日乾燥にて作られる白いんげん豆。
粒の小さいプルガトーリオはグラードリの伝統品種、 皮が薄く柔らかいのが特徴。浸水せず弱火でじっくり煮るだけ!とても使いやすく、豆の持つ旨味が非常に強いのが特徴です。
そして一番驚くのは、豆の煮汁が素晴らしく美味しい…。今回も量的には少ないですが、ぜひお召し上がりいただきたいと思っております。

Fagioli del Purgatorio ファジョーリ・デル・プルガトーリオ
白いんげん豆(Fagiolo Purgatorio種)/ 白色・やや小粒
新しく耕作したレ・コステの畑、ブドウ栽培と変わらないフィロソフィの元で栽培、手作業で収穫。天日にて長期間乾燥。

<レ・コステ>
揺るぎのない哲学と豊かな感性、ストレートに「人」を表現する愉しみを持ったワイン
ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナチュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なようで非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。
カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m〜450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまない。
「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。
レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地)のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よさ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。

<配送方法>
宅急便 常温便
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