Le Coste Pasta Secca di grano verna integrale レ・コステ 古代小麦(ヴェルナ種)」のパスタ(3種)

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生産者:レ・コステ
生産地:イタリア、ラツィオ州
原材料:古代小麦(ヴェルナ種/オーガニック)、水
内容量:500kg
賞味期限:2024年10月31日
保存方法:直射日光・高温多湿を避けて冷暗所保存(気温20度以上は冷蔵庫保存推奨)

*EU オーガニック認証 取得品

レ・コステの新たなる取り組みの第二弾!栽培した古代小麦を原料に作ったオリジナルパスタ

かつてはワイナリー周辺にあった地域に根ざした農業と食文化。
急速に失われつつあるそれらを、例え少しでも次世代に残そうというレ・コステの新たなる取り組みの第二弾は小麦の栽培でした。
食卓に無くてはならないパスタ、パン…小麦文化圏のイタリアですが、それ故、人間本位な品種改良、それに伴う農薬・化学肥料の使用の増加は近代農業の発展と共に止まる所を知りません。
健全な食文化の継続を考えたときには、品種改良以前の小麦の栽培は避けて通れない道です。

ナチュラルワインの生産者たちは、そのことをいち早く考えて行動に移しています。
アリアンナ・オッキピンティ(シチリア)、パオロ・ベア(ウンブリア)に続いて、レ・コステも古代小麦の栽培をスタートしました。

トスカーナ南部の伝統的な古代小麦「Grano Tenero Verna(ヴェルナ種)」をオーガニックで栽培し、トスカーナ州ピエンツァにある伝統的な製粉・パスタメーカー「Mulino Val d’Orcia(ムリーノ・ヴァル・ドルチァ)」にてパスタにしています。

ヴェルナ種は、軟質小麦で、含有タンパク質は強力粉と同じくらい、グルテンの含有量が少ない品種。

臼挽きでゆっくりと熱が入らないように製粉された全粒粉を、ブロンズダイスにて成型しています。
ブロンズダイス仕上げは表面がざらっと仕上がり、ソースと絡みやすいのが特徴です。
また、時間のかかる伝統的な低温乾燥をしており、ヴェルナ小麦の風味がしっかりと感じられます。

【Tagliatelle / タリアテッレ】
市販のタリアテッレと比べると、厚みがあり、茹であげると幅1.2cmくらいになります。
日本のきしめんのように、噛みごたえがあり、もちもちした食感。
ヴェルナ小麦の味がしっかりとするので、ラグーなどのお肉を使ったトマト系のソースや濃厚なクリームソースと。

【Casarecce / カサレッチェ】
シチリア発祥、南イタリアでよく食べられているショートパスタ。
もちもちして食べ応えがありますが、ショートパスタなので食べやすい。
魚介類、トマトソースとの相性抜群です。

【Fusilli/フズィッリ】
螺旋状のショートパスタ。
表面積が多く、ソースが絡みやすいので、さまざまなソースに合わせやすい。
料理の幅も広く、グラタンからサラダまで色々と使えて便利です。


(以下、輸入元様資料より抜粋)
有機栽培を行う上で輪作の必要があったため、白いんげん豆の翌年に栽培した、トスカーナ南部の伝統的な古代小麦(Grano Tenero Vernaヴェルナ種)。品種としては軟質小麦にあたりますが、含有タンパク質は日本の基準でいう強力粉と同等です。しかしグルテンの含有量が少なく、独特の香味と味わい深さが特徴です。
前回は製粉し全粒粉としての販売でしたが、今回からパスタに成形されての販売となりました!
理由はいくつかあるそうですが、ジャンマルコ曰く「小麦粉のままだと劣化が早く、管理が難しい。製粉する機械がないから、まとめて製粉しなければいけない。しかし製粉後、時間が経つほど香りや風味が落ちてしまう。そこでパスタに加工することで、ある程度の期間保存ができるし、製造方法を調整することで、より特徴を生かしたパスタにすることが出来た」、との事。
製造は前回と同じ製粉を手掛けたトスカーナ、ピエンツァにある伝統的な製粉・パスタメーカーである「Mulino Val D’Orciaムリーノ ヴァル ドルチァ」。
石臼挽きで時間をかけて製粉された全粒粉を、ブロンズダイスにて成型。多孔性を持つソースと絡みやすい表面に仕上げ、伝統的な低温&長時間乾燥により、ヴェルナ小麦の特徴ともいえる薫り高さを維持したパスタに仕上げました。
ロングパスタとしてタリアテッレ、ショートパスタ2種類がフズィッリとカサレッチェ。
ショートパスタはゆで時間が短く、記載のゆで時間ですと、アルデンテよりやや硬めに仕上がりますが、時間を過ぎると急激に柔らかくなりますので、ゆで時間通りに引き上げ、ソースと合えながらお好みのかたさに仕上げていただくと良いかもしれません。
全粒粉のため、通常のパスタとは食感は異なりますが、小麦自体の香りを強く感じ、粉のうま味を良く感じる味わい深いパスタです。
「ワインよりもオリーヴオイルが美味しい!」なんて言われることも多いレ コステですので(笑)、パスタにおいても同じことが言えるような、、。とにかく一度お試しいただきたいパスタです!

<テクニカル・データ>
古代小麦ヴェルナ種、全粒粉のパスタ、2022年収穫。
レ コステのブドウ栽培と同じ哲学にて、自社畑で栽培・収穫した古代小麦を、トスカーナ州ピエンツァにある伝統的な製粉・パスタメーカー「Mulino Val d’Orciaムリーノ ヴァル ドルチァ」にて製粉&製造されたパスタ。石臼挽きで時間をかけて製粉された全粒粉を、ブロンズダイスにて成型。多孔性を持つソースと絡みやすい表面に仕上げ、伝統的な低温長時間乾燥により、ヴェルナ小麦の特徴ともいえる薫り高さを維持したパスタに仕上げました。
記載のゆで時間ですと、アルデンテよりやや硬めに仕上がりますが、時間を過ぎると急激に柔らかくなりますので、時間通りに茹でてソースと合えながらお好みのかたさでお召し上がりください。

<レ・コステ>
揺るぎのない哲学と豊かな感性、ストレートに「人」を表現する愉しみを持ったワイン
ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナチュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なようで非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。
カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m〜450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまない。
「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。
レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地)のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よさ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。

<配送方法>
常温便
*配送は常温で行いますが、保存はできるだけ涼しく湿気の少ない場所でお願いいたします。
購入数
Soldout
Tagliatelle(タリアテッレ)Casarecce(カサレッチェ)Fusilli(フズィッリ)
2,052円(税152円)
在庫なし
2,052円(税152円)
在庫なし
2,052円(税152円)
在庫なし