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パーチナはキャンティの南東部にあるワイナリー。
現当主はステーファノ・ボルサ＆ジョヴァンナ・ティエッツィ夫妻。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に､１７世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
彼らのもつ広大な敷地のなかで、数十年間ブドウ畑として利用してきた畑は緑肥を植え休閑させ、後に穀物や豆類を育て、数〜数十年間の輪作を経て再びブドウ畑として利用するという農業を実践しています。最近取引が始まったという、近くのオーガニックの農産物を専門に扱うメーカーの依頼で農作物を栽培することになり、一部をパーチナ ラベルで売ることにしたのがこちらの商品です。

ワインは特別なものではなく、毎日の食事の一部…と考える彼らだからこそできる安心安全で高品質の食品たち！是非ご賞味ください。

*当店完売の場合でも、輸入元様に在庫あれば取り寄せ可能です。お問い合わせからご連絡ください。

Ceci Piccino「チェーチ・ピッチーノ（ひよこ豆）」
品名：乾燥豆（ひよこ豆）
原材料：ひよこ豆
原産国：イタリア、トスカーナ州
内容量：500g
賞味期限：2024年3月14日
保存方法：直射日光・高温多湿を避けて冷暗所に保存
希望小売価格：1,100円（税別）

Piccino（＝小さな）とあるように、日本でよく見るサイズよりも小ぶりで硬めのひよこ豆。
ギュッと凝縮した味わいです。
たっぷりのお水に一晩浸し、一度そのお水は捨て、新しいお水と塩を加えて中火で沸騰直前まで温度を上げた後、弱火で2時間ほどじっくりと煮込んで下さい。
*EU有機認証取得。

Lenticchie「レンティッキエ（レンズ豆）」
品名：乾燥豆（レンズ豆）
原材料：レンズ豆
賞味期限：2024年3月14日
原産国：イタリア、トスカーナ州
内容量：500g
保存方法：直射日光・高温多湿を避けて冷暗所に保存
希望小売価格：1,500円（税別）

日本で見るものよりも小粒で、緑色、オレンジ、黄色など熟し方が様々なお豆が混ざっています。
ハーブやお茶のような独特の豊かな風味があり、豆の味わいが濃くて美味しいレンズ豆です。
レンズ豆は浸水の必要がありません。
食べたいときに、塩を入れた水から湯がいて15分ほどで食べられるのでとても便利です。
サラダやスープ、軽い煮込み料理やグラタンの具材等、様々なお料理にご活用ください。
*EU有機認証取得

Farro Decorticato 「ファッロ・デコルティカート（エンマー小麦の玄麦）」
品名：原麦
原材料：エンマー小麦
賞味期限：2024年3月14日
原産国：イタリア
内容量：500g
保存方法：直射日光・高温多湿を避けて冷暗所に保存
希望小売価格：1,100円（税別）

エンマー小麦は二粒系に属する古代小麦。
パスタ作りに使用される「マカロニコムギ」の原種にあたるものです。

チグリス、ユーフラテス川流域のいわゆる「肥沃な三日月地帯」で始まった小麦栽培の黎明期に、人類が創り出した最初の栽培小麦のひとつで、古代エジプトでは、このエンマー小麦を使って、パン（あまり膨らまないピタパンのようなもの/今のパンの原型）やビールを作っていました。

カスピ海の南でエンマーコムギと別の野生小麦と掛け合わされて生まれたのが「普通系コムギ（パンコムギ）」で、現在、世界中で栽培されている小麦の系統になります。
日本でもよく見かけるようになった「スペルト小麦」は、普通系コムギ（パンコムギ）の原種ですので、エンマー小麦の方がより古く、異なる性質の小麦ということが分かります。

調理法は、3時間ほど水に浸した後、柔らかくなるまで湯がきます。
もちもち、プチプチの食感で、糖質と脂質が多いので、甘みがあって美味しいです。
スープやサラダの具材におすすめ。
また、最古の調理法では、炒ってから湯がいておかゆのようにして食べたそうですので、これを真似てリゾット風にしても美味しそうですね。

グルテンが少ないのでエンマー小麦ではふっくらとしたパンは焼けませんが、古代エジプトのようなピタパン作りには面白いと思います。
製粉できる方は是非、挑戦してみてください！

*当店に在庫がない場合は取り寄せとなり、お届けまで数日かかる場合がございます。お急ぎの場合は、備考欄にその旨お書き添えください。

乾燥豆、乾燥麦の賞味期限について
乾燥豆の賞味期限は、袋詰め後の各国の法律上定められた期間で設定されています。（日本でも同じです。）
これは、豆自体の賞味期限ではなく「袋詰めした食品に対する賞味期限」とお考えください。
つまり、製造年月日が古い乾燥豆を袋詰めしても、新しい乾燥豆を袋詰めしても、袋詰めの時期で賞味期限が決まるのです。
イタリアではないのですが、北海道で乾燥豆をオーガニックで栽培・製造・卸＆直接袋詰めして販売まで一貫してされている生産者さんから、乾燥豆に関し鮮度は特に問題ではないというお話を伺っております。
逆に乾燥豆にした最初のころは皮の状態が安定しないので煮炊きすると表面から割れてしまったり煮上がりが均一にならないので、美味しく調理するためには1年目以降のものをオススメしますとのこと。味わいとしても、1年目以降のものの方が凝縮して味わいに深みが出てくるということでした。これは日本の乾燥豆に限ったことではないと私は考えます。
最初に記載したように、賞味期限は、法律上定められた約束事で決められます。食品によっては賞味期限が味わいや品質に影響するものではない、ということをご理解いただけますと嬉しいです。
造り手が丹精込めて作った高品質な食品が、賞味期限が残り少ないからと売れ残ったり、流通できなくなるのは「本物の食べ物」を応援したい私としてはとても悔しいことです。
以上の内容をご理解いただき、良識あるご判断をいただければ幸いです。

＜配送方法＞
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