造り手:ダニエーレ ピッチニン
産地:イタリア、ヴェネト州
品種:グリニャーノ
ヴィンテージ:2024年
容量:250ml
賞味期限:2026年4月末日
保存方法:直射日光を避けて、冷暗所保存
元ソムリエ、ワインだけでなく、食にもこだわるのあるダニエーレ ピッチニン氏が作るオリーブオイルは納得の美味しさ。
こちらは搾油量の少ない「グリニャーノ」という品種のみ単体でボトリングしたものです。(通常なら15%搾油できるが、グリニャーノ種は10%ほどしか搾油できないそうです)
青さ、辛みは穏やかで、花を想わせる繊細で華やかな香り。
味わいはさらりとしていながらも、風味豊かでコクはしっかりあり、余韻が長く続きます。
パンにつける、仕上げにかける、ドレッシングのベースオイルとして等、上質なオイルそのものを味わう使い方がおすすめです。(2025年6月11日記)
<ご注意ください>
*開封前、開封後ともに冷暗所にて保存を推奨します。(配送は常温で承ります。)
*無濾過処理の為、瓶底にオリーヴの成分がたまることがあります。また、保管温度により白い沈殿物(脂肪酸成分の一部が低温で固まったもの)が発生することもあります。どちらも品質には問題ありませんので安心してお召し上がりください。
*ラベルによれがあるものが殆どとなりますが、品質には問題ないため良品として出荷させていただきます。
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<ダニエーレ ピッチニン>
若くして友人と始めたレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ ピッチニン(1980年生まれ)の人生は、2003年(23歳のとき)に偶然試飲したアンジョリーノ マウレ(ラ ビアンカーラ)のワインによって大きく動き始めました。今まで自分が扱ってきたワインと全く違う世界観で造られているワインの味わいに驚き、それが何から生まれているのかを知るために、休日にアンジョリーノ(当時50歳)のワイナリーを訪れ、畑仕事や醸造の手伝いをするようになります。その中でアンジョリーノから言われた「ブドウを潰したらワインになるんだよ」という言葉は、現代醸造で必要とされている工程や化学的な加工用の調剤がなくともワインを造ることができることを改めてダニエーレに気付かせ、醸造がシンプルなだけに逆に底が知れない奥深さがあるワイン造りに魅了されるきっかけとなりました。
ワイン造りで生きていくことを決めたダニエーレの行動は早く、2006年にレストランの権利を売却しワイナリーのスタートを切りました。祖父が生まれ育ったムーニ地区(ビアンカーラがあるガンベッラーラから北に20kmほど、サンジョヴァンニ イラリオーネ郊外)の自宅近くの自分で開墾した畑にドゥレッラ、ムーニよりも標高が高い畑にピノ ネーロを植え、標高350mの樹齢20年ほどのシャルドネ、ドゥレッラ、カベルネ、メルローが植わった借りていた畑でブドウを収穫、自身の初めてのワインを醸造しました。2009年まではアンジョリーノの醸造設備を借りていたが、2010年ムーニにワイナリーが完成したため、以降はすべての作業を自らのワイナリーで行っています。
2011年に日本で開催されたヴィナイオッティマーナでロレンツォ コリーノと初対面。帰国後すぐにワイナリー(カーゼ コリーニ)を訪問し、ブドウ栽培とワイン醸造の両面で大きな影響を受けます。2012年ヴィンテージに、初の発泡性ワインとなるクアットロヴェンティ(現エポケー)を生産。現在では標高300〜550mに点在する石灰質土壌の7ヘクタールの畑にて、ドゥレッラを中心にシャルドネ、ピノ グリージョを栽培。黒ブドウに関してはメルローやカベルネの栽培は止め、ピノ ネーロと、この地域の土着品種を栽培しています。
<配送方法>
常温便